こころの教育
「子供たちが幼少期から、
畏敬の精神と学問の念のうちに教育されるなら
一生涯にわたる堅実な歩みが疑いなく期待される。」
聖ヨゼフ・カラサンス
本校ではキリスト教精神に基づき、心を大切にする教育が行われています。イエスの生き方を学び、創立者の言葉を中心とした教育により、心ある人格者として、社会に貢献できる卒業生を送り出しています。
教科「宗教」 TKSG
カトリックミッションスクールとして、カリキュラムの中に宗教の時間を設けています。宗教担当者は、エスコラピオス修道会の司祭を中心に一般信者の教員が担当しています。中等部では創立者 聖ヨゼフ・カラサンスの生涯や聖書の世界に触れ、本校の教育理念やキリスト教的な考えを深めます。高等部では旧約聖書や新約聖書の人間論を通して、キリスト教の世界観や人間観の理解を目指します。
朝の黙想 TKSG
健全な黙想をすれば、精神が磨かれ、感情が安定し、道徳心が強まります。聖書の詩編1編3節には、定期的に黙想する人について次のように述べられています。「彼は必ず水の流れのほとりに植えられた木のようになり、それはその季節に実を与え、その葉は枯れることがない。彼の行うことはすぺて成功する。」黙想すると、理解力や記憶力が向上し、幸福で報いの多い人生を送れるようになります。毎日を振り返り、自己や他者を理解していく毎日が過ごせるように、本校では黙想を朝のSHRで実施しています。
クリスマス祝賀会 TKSG
クリスマス祝賀会はイエス・キリストの誕生を祝う祭典です。毎年12月の冬休み前にミサの形式で実施され、神父様からクリスマスメッセージをいただきます。各クラスで集めた募金をイエス・キリストの前に捧げ、世界平和を全校生徒で祈ります。
創立者劇 T
エスコラピオス学園の創設者であるヨゼフ・カラサンスの人生を描いた創立者劇をT1,T2で上演します。T1は合唱で舞台を支え、T2が役者として舞台を作り上げます。ヨゼフ・カラサンスの生涯を学び、創設者の建学の思いを知ることで、キリスト教精神を感じるとともに、学ぶ意味を考えるようになります。
クリスマスコンサート・クリスマスパーティー TKSG
毎年12月に希望者で集い、クリスマスパーティーを実施しています。生徒会の催しもので盛り上がり、クリスマスソングを歌ったりして、食事会を楽しんでいます。また、当日はクリスマスコンサートを開催し、クリスマスをお祝いしています。
慰霊祭 TKSG
キリスト教では11月を「死者の月」と定め、亡<なった方々のご冥福を祈る月としています。本校では、その慣習に沿って隔年で「慰霊祭」を行い、創立以来、学園の発展に寄与された先人方や家族・友人・知人で亡くなられた方を偲びます。「いのちの尊さ」と「生きる意味」を思いめぐらす機会としています。
黙想会 T
黙想会では、神父様からのお話を聞き、心を落ち着かせて、自分のことや友達・家族のこと、社会のことについてじっくり考えます。他者の幸せと世界の平和を願う「祈り」の時間を大切にします。