2004年度活動報告


       北勢公園で、第8次植樹活動

四日市南ロータリークラブ主催の「桜の植樹活動」が4月3日(土)に行われ、本校インターアクトクラブ員も可動戦力が全員参加しました。
毎年参加している手慣れた生徒が多く、楽しい雰囲気で植樹ができました。
春の穏やかな一日に桜を見ながら、植樹をするのはとてもいい気分です。
ささやかながら、自然保護に貢献したような満足感でいっぱいです。




5月22日(土) 環境ボランテイアウオーク実施

     
今年もウオーキングも例年通り、充実した行事となりました。郷土史に詳しい芳野 茂氏の解説はいつもながら解かりやすく丁寧で、とても勉強になります。
今回は四日市南部地域の内部(うつべ)地区の歴史や遺跡を訪ね歩きました。
相当の長距離を、本校部員は若さで乗り切りました。
道幅が狭いうえに交通量が多く、距離がありすぎるため、健康面や所要時間を考慮して、前回より小規模になりましたが、次回は今回のルートを策定し、より多くのロータリアンの参加を募りたいと思います。
回を重ねながら、一歩づつ開催趣旨である「地域の歴史や環境を歩きながら考えよう」を実現しているものと確信しています。
この活動はユネスコ世界寺子屋運動を支援しようと始まったものです。

寄せられた参加費と寄付金、合わせて25,000円は、同運動に贈られます。

これで約11kgあります。今年匂いと単調な作業に大変な思いです。度からの目玉「アルミ缶回収活動」

今年度は、クラブの行事として、アルミ缶を回収し、業者に買い取ってもらい、その業者の斡旋で代金を「車いす」に代えるこの運動に本格的に参加することにしました。
目標は約五万個のアルミ缶回収です。やり始めて後悔した途方もない単純で苦しい道のりですが、何年かかってもやり遂げようとクラブ員全員で努力していきます。
7月14日(水)、第一回目の引き取りとして、写真のようにトイレット・ペーパーのダンボール11箱分を送りました。
最低でも、トイレットペーパーのダンボール55箱分は必要と思われます。
今年は、3月中旬までに、合計26箱作りました。


6月20日(土) 「ふれあい農園」へじゃがいも・たまねぎ収穫ボランテイア参加

梅雨の中休みとはいえ、この日は蒸し暑く、日差しが強烈でした。例年通り、市障害福祉課主催の「ふれあい農園」に参加しました。
多数の参加で、作物の収穫は早くに終わりましたが、カレーの昼食やビンゴゲームなどの各行事を通じ、たくさんのかたがたと触れ合えたことがなによりの収穫でした。
本校の部員は裏方の世話役に徹し、大活躍しました。それにしても、今年も本当に暑かった。


    6月27日(金) 「聖母の家」へ清掃などのボランテイアに参加

今回から、A斑とB斑に分かれて、参加することになりました。最初は中学生主体のA斑です。これまで、どことなく高校生のお兄さんに
遠慮がちだった彼らはもう、水を得た魚よろしく快調に作業をしました。また、うれしいことに高校生主体のB斑からも任意の参加を得、
非常に活気づきました。
作業内容はいつものガラス拭きではなく、荷物運びから、下駄箱掃除、さらには大浴場清掃と、大活躍しました。写真を撮っとけばよかった。


7月12日(月)マックスバリュパワーシテイ店前で、「ユネス中学生パワー全開!コ募金」活動

海星高校のすぐ隣にあるマックスバリュパワーシテイ店様のご許可を得て、募金活動を午後1時00分より、約2時間行いました。
今年は中学生を主体に、10名で参加し、全員が大音声を張り上げ、活気がありました。
声を枯らした成果としての総額15,210円は社団法人ユネスコ「世界寺子屋運動」へ募金申し上げます。
正直なところ、中学生パワーには圧倒されました。


7月29日(金)「平成16年福井豪雨」水害支援・災害ボランティア参加


「三重県ボランティア情報センター」様主催で、「社会福祉法人・四日市社会福祉協議会」様紹介の上記支援ボ見た目よりもはるかにひどい状況です。ランティアに参加しました。
何しろ、NHKニュースで、事業自体を顧問が知ったのは26日(月)という状態。
大急ぎでクラブ員に参加を呼びかけましたが、結局教師一名、生徒一名での参加となりました。
それでもバスは平日にも関わらず、定員の45名いっぱいでした。
こうして、猛暑のなか、福井県・今立町に向かいました。
いつもながら、災害現場のすさまじさは言葉や映像では、とても表現できるものではありません。
顧問は「阪神大震災」・「東海豪雨」もボランティアに参加しましたが、いつも現場の匂いや目の前のパノラマ的な破壊の惨状には心が凍り付きます。
今回は泥、泥、ドロ。家の中に遠慮なく居座っている土の量。
どこまでいっても、黄土色の悪魔が水気を含んで、あるいは乾いて、すさまじい臭気ともに我々の前に無限に横たわっていました。
つぎに、暑さとの闘いです。甲子園球児のような感覚でフラフラになって作業しました。
被爆直後のように肉体が水を欲しがりました。
幸いにも曇りがちの天気で、救われましたが、それでも15分作業して、5分休むという状態です。
基準は40分作業で、作業開始一時間くらいの段階。赤い服が、とても献身的だった高二小林君。10分休みだそうです。
被災された地元の方々が次から次へとお茶やジュース、果てはアイスクリームまで差し入れて下さる親切さには身に染み入りました。
ボランティアセンターまで至れり尽くせりの気配りで、不自由さや気詰まりはありませんでした。
ところで、ボランティア作業は見た目以上に難行を極めます。
しかし、マスメディアからは決して伝わりませんが、災害現場には暖かい公共心が溢れています。
自分のことを忘れ、人を思いやる美しい人間の心が、ドロの横で形になっています。

参加のメンバーは決して口には出しませんが、誰もが自分の成長と同胞愛のために、体を張った無償の行為に励んでいます。
謙虚にして誠実な人柄が言葉の端々と惜しみない態度から自然に滲みだし、周囲に崇高な心意気を自然と感化しているようです。作業終了三十分前の状況。かなりの土のうを作り上げました。
こんな人々と一緒に作業することに充実感とやりがいを感じます。
大げさに言えば共に生きている喜びさえ、ここにはあるようです。
また、何気ない地元の人々との語らいやふれあいにも、大きな勇気をいただきます。
だから誰もが、自分のために、あるいは見ず知らずの人々のためにボランティアをやるのでしょう。
連日の猛暑の環境で作業される今立町や他地域の被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。
今晩、また台風10号の影響による大雨で、今立町に避難勧告が出ました。心配でなりません。





8月21日(土)・22日(日)第27回インターアクト年次大会参加(松坂市民文化会館

三重県と岐阜県の各校のインターアクトクラブは国際ロータリー2630地区という共通ブロックに属しています。
全世界のロータリークラブは、このよう活動単位ブロックでまとめた呼び名を用います。
その「2630地区」のインターアクトクラブ全部が年に一回、ホスト高校と提唱ロータリークラブのお世話で年次大会を催します。
今年は三重県立昴学園高等学校インターアクトクラブと松阪山桜ロータリークラブがホストとなり、松坂市民文化会館に集まりました。
今年の参加校は三重県から17校(176名、顧問を含む)、岐阜県から18校(200名、顧問を含む)を数えます。
そこへ各ロータリークラブが窓口になって招いている交換留学生6名と、韓国からも30名のインターアクトクラブ会員が加わり、毎年、盛大な年次大会になっています。参加各ロータリアンは71名、担当スポンサーのロータリアンの方は56名を数えます。
今年のテーマは「『出会い、ふれ合い、助け合い』松阪の歴史と文化に触れよう!!」です。
初日は韓国派遣学生の民族踊り、松阪市のオリエンテーリング、古事記の講演などで交流をはかりました。
二日目は、ロータリー委員会報告、韓国、米国交換派遣留学生の活動報告などがありました。
その他ギター演奏、宮川太鼓の演奏があり全体行事を締めくくりました。
ホスト校のインターアクトクラブと担当スポンサーのロータリークラブの皆さま、本当にありがとうございました。
 

大盛況で、入場制限を考えました。

 10月4日(土)海星祭・バザーで大活躍!      

今年も海星祭ではバザーの担当をしました。
前日からの商品並べや値札付け、当日のレジや後かたづけまで、例によって戦争状態でした。
中高クラブ員総出で、クタクタになりましたが、おかげさまを持ちまして、10万円に迫る売り上げがありました。
厳密には総売上93,750円+イラク・アフガン募金2,002円です。
この総売上金は全額「新潟県中越地震」募金に寄付されます。



11月6日(土)マックスバリュ店周辺で「新潟県中越地震」の募金活動
遅ればせながら、少しでも「新潟県中越地震」のお役に立ちたいということで、募金活動をやりました。
被害の甚大さに世間の関心が集まっていますので、これまでになく手ごたえを感じました。
前日はこの行事のことで、「FMよっかいち」に出演させていただきました。
当日、参加人数は過去最高の中学生・高校生あわせて19名。約2時間で、これまた過去最高の51733円を集めました。
やりがいがありました。
全額、「マックスバリュ」さんを通じ、日本赤十字に募金されます。


11月21日(日)三重県インターアクト協議会

今年は11月21日に「三重県インターアクト協議会」が開催されました。
今回のスポンサー提唱クラブは桑名北ロータリークラブ、担当高は津田学園インターアクトクラブです。
例年のように三重県内のインターアクトクラブ17校が「くわなメデイアライブ」に集い有意義な一日を過ごしました。
参加内訳は「生徒約95名・顧問教師20名・留学生3名・ロータリアン58名でした。
例年通りの行事ですが、六華苑で桑名の伝統や歴史を学んだことが印象的でした。
関係の皆様には本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

   

2月2日(火)体育用ジャージ類の寄付

卒業間近の高校3年生が任意で残していってくれた体育用ジャージ約150組やトレーナー数十枚を部員と顧問で、手分けして洗濯しました。
それらの品々は芳野様の手配で、NPO法人日本救援衣料センターから、発展途上国へ送られます。


2月19日(土)スマトラ島沖巨大津波募金

昨年末に発生したスマトラ島沖巨大津波はインド洋沿岸諸国に甚大な被害をもたらしました。
本クラブも、11名が声を嗄らして雨天の中、微力ながら募金活動をさせていただきました。
募金合計金額 26,353円はユネスコを通じて、被災地に送られます。
募金のときは、いつも「マックスバリュ」さんにお世話になります。場所を御貸しいただき、ありがとうございます。


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